親愛なる君へ @UzukiNao

何者にもなれないぼくたち、わたしたちへ

ロックスターは死んだ。


突然ですが

6億年ぶりにブログを書いています。
あれは私が中学3年生~高校2年生くらいの頃であっただろうか。
淡くも激しい青春時代のこと。
頭の中はセックスのことが8割を占めていて、どのような偉業もすべての原動力は性欲だったのではないかとすら思える春時代のこと。

 

Y世代でもZ世代でもないぼくたち、わたしたち
当時、日本の真ん中である東京のさらに真ん中あたりで時代の最先端を突っ走っていたティーンエイジャーな私たち(当時本気でこう思っていた多分)をとりまく環境といえば

ガラケースマホのちょうど転換期であり、

mixiTwitterへの移行期であり、

ブログ界の覇権を獲得していたアメブロは徐々に廃れてきた

というそんな環境でした。

 

若者をケータイおよびスマホの画面に釘付けにさせたそれらのコンテンツだが、当然ティーンエイジャーな私も当然それらに没頭していたし
下火になりつつあったアメブロも漏れなく書いていました。なんなら超絶高頻度で投稿していました。

アクセスランキング内カテゴリーの「高校生ランキング」において高順位を取りたいがため、内容はほぼ皆無と言っても過言ではないような記事を連投しまくりアクセス数を稼ぎにいったりしてました。
結果、「高校生ランキング」にて1日だけ10位を獲得することに成功したのですが、今にして思えば見栄えばかりを気にしていて中身なんてどうでもよかったのでしょう。

 

 正直この辺の見栄え重視的思考は24歳になった今でも抜け切れていません。
容姿より人格、言葉より行動、フォロワー数より人脈、知り合いより友達、富や名声よりも大切な正義、上げようと思ったらいくらでも思いつきそうな「目に見えるものより目に見えないことが大切」的なあれ。
その通りだと思うし、そうでありたいとも思っています。
見栄よりも内面に重点を置き、実際に内面を豊かにされている方を何人か知っていますが、私はそういう方々をとても尊敬してますし、そういう人間になりたいと思っています。

しかしながらどこまで行っても見栄っ張りな自分がいなくなることはなく、私に影響を与えた尊敬する方たちの表面上だけを真似したつもりで分かってる風にふるまってしまうことも少なくはないです。

 

内面さえ良ければ外面はどうでもいいのかと言われたら決してそうではないです。

容姿に気を使うことはマナーとしても、また自分の内面を知ってもらうためのチャンスを増やすという意味でも大切なことです。

言葉が巧みな方はそれだけ沢山の言葉に触れてきた経験の多さを物語っています。

外面的要素も大切であることは間違いないです。

 

「人生において無駄なことは何1つない」
というような言葉を聞いたことがありますが、無駄かそうでないかはわかりませんが
間違いなく言えるのはたとえ外面的な要素だったとしても、たとえ無駄だったとしても、そこに努力という概念は確かにあったということではないでしょうか。
努力は必ずしも報われるとは限らないと私は思っていますが、努力の価値そのものを認めようとしない考え方は好きではないです。
人の努力はそれだけで価値があると信じてます。
であれば外面的な要素にかけた努力にも価値はあるので、当時の私の見栄え重視的な思考からくる愚かにも見える努力を否定するわけにはいかないですね。
しかし見栄っ張りは良くないですねやはり。
見栄だけでなく内面も磨いていかなくては、その入念に塗りたくったメッキもいつか剥がれ落ちてしまうでしょう。
中身も外身も磨いていこう2020。あ、2020ももう1か月ちょいで終わるのか…。
月並みですが、年々1年間を早く感じるようになってきました。

 

話を戻します。
このようにティーンエイジャーな私が世界の中心で性春時代を謳歌しながら運営していた過去のブログは高校卒業とともに見事に黒歴史入りし、以来私はブログというものは読むだけに留め、自身が書くということはしないようにしていました。
文章を書くことは昔から結構好きだったのですが、自分の黒歴史には触れたくなかったので、ブログを書くことは避けていました。単純に恥ずかしかったんです。

そんな私が何故今再びブログを書くことにしたのか。
それは、いい加減過去にけりをつけ今自分がやりたいことをやっていたいと思ったからです。
若くてなんでもできた過去をまぶしく思うのではなく、また見たくない思い出したくない過去に蓋をするのでもなく。
過去は過去として受け入れ、武勇伝のように語るのでもなく、否定をして無かったことにしようとするのでもなく、ただそこにあったこととしてそれはそれとして置いておく。
自分が今やりたいことをするためです。

良くも悪くも「今は今、過去は過去」です。

そんな中で

いつでも今が一番輝いていると思えるそんな人生を歩みたい。 
そう思ったからです。

今、私はブログを書きたい。
黒歴史を笑いながら話せるようになるくらいには、時間がいろんなものをその場に置いて、そして私を運んでくれたのでしょう。
とはいっても別にそんなすごいブログを書くつもりもないですし、書こうと思っても書ける文才があるとも思っていません。
ただの雑談や、日々の記録、そんなごく普通にありふれているようなものになるでしょうが、そうやってブログを書けること自体、今は楽しみです。

 

そういえば私の好きなロックバンドSUPER BEAVERの『27』という曲にこんな歌詞があります。

 

「時間が解決してくれる もうその通りだと思う
でも正しくは生き続けている 自分で導いている」

youtu.be

 

10年後これが黒歴史になったらまたそれはその時ですねw

 

申し遅れました。
私は 卯月なお といいます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

それではまた。